中国企業再編の波が押し寄せています

長らく中国は世界の工場などと呼ばれ、多くの企業が中国に生産拠点を設けたりして経済進出を行ってきました。

今でもたくさんの企業が中国に工場などを置いたりしていますが、近年徐々に状況が変化してきつつあります。

中国の経済発展は著しく、だんだん人件費などが上昇してきつつあり、安い労働力というメリットが薄れてきています。

また、円安なども進行してきており、日本企業の国内回帰が志向される兆候もありますし、さらに、いわゆるチャイナリスクといわれるような、人権問題や知的財産権侵害などの問題もあり、中国企業再編の動きが今度どんどん加速していくかもしれません。

ただ、中国企業再編を進める場合は、慎重に行う必要があります。

日本国内で会社をたたむような感覚で会社を清算したりすると、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

中国は行政当局の権限がとても強く、あれこれと介入してくれるかもしれません。

中国からの事業撤退に失敗して、ほとんど資産を無くして逃げ帰るような状態になったという経営者もいるほどです。

ただ、事前にきちんと計画を立てて、着実に実行していけば、安全に中国から事業撤退することは可能です。

当社は、事業の売却・譲渡などの手法を使ったコンサルティングを得意としており、その手法でこれまで何社もの企業の撤退を成功させてきました。

再編計画の立案から、実際の実務までワンストップでサービス提供できるのが強みです。